あの世へ還った猫たち④ ～プー～

ラキの後に来たのが

～チャイの生い立ち～

で出た、チャイのお父さん、

黒猫のプー

プーは私の母が拾ってきた猫。

見つけた時にはすでに3，4ヶ月。

 

野良教育がされていてもいいものですが

プーは「おいで」と言うと

母についてきたそうです。

とても頭のいい猫でした。

プーはボス猫でした。

いつも外をパトロールし

よく怪我をして帰ってきました。

3日位帰ってこないのはざらで

1ヶ月帰ってこないこともありました。

1ヶ月はさすがに心配で諦めかけてましたよ。

ヨレヨレで帰ってきたときは

本当に嬉しかった・・・

 あっこれ、病気じゃないですよ、寝てるだけ。

仲間を家の中に入れていたこともありましたよ。

ご飯を食べなくなって

病院へ連れて行くと

白血病とエイズのキャリア、

腎臓病を患っていました。

最後は恐らく腎臓病で亡くなりました。

あれだけ外に出ていたプー。

もしかして死ぬ時は姿をくらますかも・・

と思っていましたが

プー、自宅で静かに息を引き取りました。

外に出たがろうともしませんでした。

5才でした。

プーは外を自由に歩き回り、喧嘩して

1ヶ月旅に出たり、子供を作ったり、

こんな飼い方、今の世の中では

批判を受けるかもしれません。

でも、私はプーの生き方

これぞ猫生！

プーは猫生を謳歌したんじゃないかと

思えてなりません。

プーかっこよかった！