あの世へ還った犬たち③ ~ごんぞう~
実家では最後の犬となる
ゴールデンレトリーバーのごんぞう。
ごんは2歳の頃
父の知り合いから譲り受けた子。
マンションで飼われていたようで
来た当初は、ほんとに毛は艶々。
かっこい~
でも・・・
我が家に来てからは
田んぼを走り回り、いっぱい食べ、野生児となりましたよ
ごんが来たころ、まだジローは生きていたので
ジロー、ものすごく焼きもちを焼きました。
そんなに焼いた?
2匹一緒に散歩できなくて
毎日朝晩計4回散歩してました。
あっ私じゃないですよ。
私は行ける時だけ。
ジローも歳をとって大分怒らなくなりました
これが唯一2匹一緒の写真
ジロー、腰の腫瘍除去手術をして
エリザベスカラーをしてます。
今は亡きサビ猫 チャイも2匹に会わせていましたよ。
あっ この写真も唯一2匹の写真・・
ごん、歳をとってから腫瘍が色々な所にできました。
11才になってから脇の下に大きな腫瘍ができ
歳だし手術をするか、母と悩みました。
そのうちその腫瘍はかなり大きくなり
このままだと歩けなくなる、
と手術を決心しました。
けれど、そんな手術もなんのその
ごんはその後、元気に4年も生きてくれました。
暑がりのごん。
夏だけは美容院へ連れて行ってサマーカットに
してもらってましたよ。
やはり最後は足が立たなくなり
そのうち寝たきりに・・・
寝たきりになっても
ジャーキーや母の朝ごはんの
パンの耳を食べてました。
昔からそれがごんの楽しみ。
寝たきりになって約1か月後
ごんはあの世へ還りました。
母はごんを見送りたくて
ずっと側にいました。
目を離している10分の間に
ごん、あの世へ還りました。
15才でした。
ゴールデンは温厚だと言いますが
本当に、ごんは優しい犬でした。
怒ったのを見たことがありません。
ウ~と唸ることもなかったな・・・
ごん、ありがとうね。