ねこいぬ旅日記

今共に生きている犬猫達、あの世へ還った子達の人生の旅の日記

ぺちゃの病気 ~乳び胸~

3番目に来たキジトラ猫のぺちゃ。

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実はこの子、13年前に

命に関わる大病を経験しています。

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2005年11月中旬ぺちゃの呼吸が

早いことに気づきました。

 

最初そんなに気にしていなくて

1週間後病院へ連れて行きました。

 

 

真中がぺちゃ

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 この時には恐らくすでに悪かった

ごめんね・・・

 

 

 

 

なんで気づいた時点で

連れてこなかったのかと

先生にお叱りを受けましたよ。

 

ごもっともです・・・

 

すぐにレントゲン。

最初の診断は膿胸。

 

このままだと1週間もたない。

 

手術も途中死ぬ可能性が

高いと言われてしまいました。

 

まだ1歳半。

涙が止まりませんでした。

 

 

翌日すぐに手術。

 

 

手術当日。

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これでぺちゃとはお別れかも、と撮った写真。

 

 

 

手術は無事終わり、

迎えに行きました。

 

先生の説明は膿胸ではなく

乳び胸とのこと。

 

この病気は完治は難しいと言われました。

 

ぺちゃはぐったり。

 

お腹からは痛々しく

2本の管が出ていました。

1本はたまった乳び液を出すもの

もう1本は・・・・覚えてません。

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術後2日目

血が固まっていなくて

あまりいい状態ではない。

 

獣医さんからは生の牛肉とマグロを

あげてください

と指示をうけました。

 

食べてくれたのでホっとしましたよ。

 

 

術後5日目

レントゲンを撮ると乳び液は

増えていました・・・。

 

絶望・・・。

 

 

でも

呼吸数は術前より減ってたんですよね。

手術前のぺちゃの呼吸は

1分間で100近くあった気がします。

数えながらドキドキしたのを覚えています。

術後は平均40前後。

それでも早いのですが。

 

 

術後1週間、

管の蓋をあけると乳び液は

出てきませんでした。

 

恐らく血液と乳び液が一緒に

固まっているんでしょう、とのこと。

で、2本の管をぺちゃのお腹から引き抜きました。

 

ぺちゃ大暴れ。

私はもがくぺちゃを見て涙が出ました。

 

 

病院から帰ると

えらくぺちゃが鳴くのです。

どうしたんだろう、と思っていたら

膀胱炎でした。

何度も何度もトイレに。

その度痛いのか大声で鳴きました。

 

踏んだり蹴ったりのぺちゃ・・・。

 

とにかく安静に、

と言われていたので

ケージに入れていたのですが

とにかく出して欲しいと大鳴き。

毎日の通院。

注射。

 

膀胱炎、

ストレスが大きかったのだと思います。

 

で、

ケージには入れず

自由に外に出してやることにしました。

 

ただ高い所へジャンプしたり

高い所から降りたり

傷が開くのではないかと

ヒヤヒヤしました。

 

 

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大好きなじむ兄さんと(*´▽`*)

 

 

毎日毎日呼吸数を数えました。

 

調子がいい時は呼吸数が30位。

悪い時は40位あり

 

その度一喜一憂。

 

でも嬉しいことに1ヶ月後の12月中旬

レントゲンを撮ると乳び液は術前より

かなり少なくなっていました。

 

このまま増えると

再手術と言われていたので

心配していたのですが・・・。

 

またその時に

片方の肺はもう機能していないでしょう

と言われました。

 

そのせいかぺちゃの呼吸は現在も

皆より少し早いです。

 

 

術後1か月後のぺちゃ

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その後レントゲンは撮っていません。

 

 

 

でも、あれから約13年

ぺちゃ、元気です。

 

 

今年14才になりました。

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