じむの帰幽
2021年5月31日
キジトラ猫のじむ兄さんが
あの世へ還りました。
恐らく20才になったばかり
5月27日までは
食欲ムラはたまにありましたが
ご飯もきちんと食べていました。
足腰は悪かったけれど
私が台所に立つ度
ご飯おくれ、
とヨレヨレやって来ていました。
私たち人間のご飯の時もやって来て
豚やハム、チーズ を食べていましたよ。
豚をパクつく。
ハムを
パクパク。(5月18日)
そんなじむを見て
嬉しくて
またじむのことを
アップしようと思っていたのです。
じむの最近の傾向は
よく食べた翌日はあまり食べない
そんな感じでした。
27日はよく食べました。
27日の写真
翌日の28日はあまり食べないだろうな
とは思っていたんですけど。
28日朝
私を見たじむが
台所にやって来たのですが
その歩き方を見て
ダメかも・・・
と一瞬頭をよぎりました。
まっすぐ歩けない
傾きながらよろけながら
私のところへやってきたのです。
で、
ご飯を出しても
やっぱり食べない。
昼も夜も
台所まではやってきますが
食べません。
生の牛を出してみました。
これこれ!
と食いつきましたが
2口で終わり。
翌29日は
チーズと生の牛を少し。
その後は一応台所には来ますが
食べ物を出しても
匂いを嗅いで顔を振り
台所を去る・・・
何か食べたかったんだろうなぁ。
また
和室に入りたがりました。
ここはいつも猫達が
不調になった時だけ開放します。
今は亡き三毛猫むむも
この部屋が好きでした。
実はじむ兄さん
こうなる数日前から
和室に入りたい、と
ドアの前に立ってることが
何度かあったんですよね。
なんか嫌な感じはしていました。
で、この日も和室の前で立ち止まるので
寝床を用意して
和室を解放したところ
すぐにそこで過ごしました。
また
今まで2階に行きたいと
言ったことのないじむが
2階へ行きたがる(^_^;)
むむも亡くなる前
よく2階へ行きたがりました。
何だかなぁ・・・
2階のベランダへ出してやると
貯め水を飲みました。
大好きだった猫草に
反応しましたが食べず。
頭の毛がありませんが
このことはまた後日
書こうと思います。
また
水もあまり
飲めなくなってしまったようで
浴室へ行くと飲めると思うのか
浴室へよく行きました。
行動が亡きむむの最期と
よく似ていました。
30日は
エネルギーちゅーるをあげたところ
ほぼ1本完食。
ヤッタ―
と思いましたが
それ以降は食べず・・・
食べてもチーズと生肉を
2口程度だったでしょうか。
これが最後のご飯だったと思います。
まだ歩けたので
和室で過ごしたり
浴室へ行ったり
気づいたらリビングに来たりと
目が離せませんでした。
落ち着かなかったのかな・・・
台所にはもう来ませんでした。
ベランダに出して日光浴をしたり。
大好きな出窓においてやると
気持ちよさそうに寝ました。
これが最期のじむの写真。
31日はもう歩けず。
リビングにケージを設置。
じむが良くフミフミしていた毛布を
下に敷きました。
コンコンと寝て
たまに起きる。
鳴きはしませんでした。
ここ最近じむはもうほとんど
声を発することはありませんでした。
起きて体を起こそうとするので
シートの上においてやると
おしっこをしました。
もう自力で立つこともできませんでした。
コンコンと寝て
たまに起きる。
そして起きては体を動かそうとする。
おしっこする。
何度かそれを繰り返す。
夜 少しもがきました。
あぁ、逝くな
と思いました。
その最初の発作から
10分後
じむは静かに息を引き取りました。
約20歳
じむ、頑張りました。
じむには本当に
ありがとうしかありません。
ありがとう、ありがとう、じむ