ねこいぬ旅日記

今共に生きている犬猫達、あの世へ還った子達の人生の旅の日記

キジトラ猫 じむ ~大発狂①~

長文になります。

 

私たちは2007年、

6階のマンションから

一戸建てに引っ越しました。

 

その頃の猫たちは左から

ぺちゃ、むむ、チャイ。 手前がじむ。

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じむが発狂したのは私のせい。

 

引越しして2ヶ月目、

猫達も引越し先に慣れたころ。

 

ある日まるで断末魔のような叫び声が

家じゅうに響き渡りました。

 

 

じむがお風呂に落ちたのです。

 

私がお風呂のドアを開け、蓋を開けて

少し目を離したすきの出来事でした。

 

じむはお風呂から這い上がるところでした。

ツルツルすべって溺れかけたのでしょう。

 

じむの側には私と様子をみに来ていたむむ。

 

敵とみなしたむむと他の猫にも威嚇。

大大大発狂でした。

 

すぐに皆とは隔離。

一室に閉じ込めました。

 

夕方少し落ち着いたようなので

皆に会わせるとやはりギャーと発狂。

 

夜になるとさらに酷くなり私にも威嚇を始め、

ガラスに映る自分にさえ威嚇。

 

私は初めてじむを怖いと感じました。

涙が出ました。

絶望的な気持ちでした。

 

翌日じむはやはり治ってなく

ガラスに映る自分を見てソワソワ。

部屋をぐるぐる徘徊しました。

 

一応動物病院に連れて行き、

相談することにしました。

 

獣医さんはこうなると

猫はなかなか治りませんよ、とばっさり。

 

精神安定剤を出すため血液検査をしました。

 

その血液検査の採血でまたまた大大大発狂。

 

このせいでじむはこの出来事以降

病院で大暴れしてしまう子になります。

 

血液検査までしないといけない薬は

どうしても抵抗があり、

結局その薬は飲ませず・・・。

病院嫌いにさせただけでした。

 

病院から帰ると少し落ち着き

私への威嚇がなくなり

元々寂しがり屋なのもあり

閉じ込めた部屋から鳴き始めました。

 

皆とドアの隙間越に会せ、

次はケージに入れて会せました。

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その後何とか落ち着き

3日目にはみんなとあいさつ。

まるでごめんね、

と言っている感じでした。

 

ただ鏡、ガラスをみてはソワソワ

家じゅうをぐるぐる歩いて回ってました。

 

その行為は現在も続いています。

じむのパトロールと呼んでいます。

 

じむの発狂はその後7年位

突発的に起こりました。

 

例えば外猫が庭に入ってきたとき発狂。

段ボールに自ら入ってなぜかしら興奮して発狂。

むむと冗談の喧嘩で発狂。

 

 

じむが発狂して間もなく

我が家にぽこが来ます。

 

なんでこんな時に、

と思われるかもしれませんが

その話はまた今度話しますね。